【作品について】
数ある三島戯曲の中でも『卒塔婆小町』は、能本来の持つストーリーを現代に蘇らせた作品として人気を博してきました。本作品の上演にあたり、山中湖文学の森•三島由紀夫文学館、山中湖教育委員会の後援を受け、2023年9月1日〜3日上演が決定しました。

当公演での『卒塔婆小町』は、ダンスと演劇を融合させた舞台構成です。日本語表現の可能性を究極をまで追求した三島戯曲と、クラシックバレエによる究極の身体的表現を融合させることで、三島由紀夫の世界観を今までにない試みになります。

総合演出・振付には振付家・ダンサーの青木尚哉、ダンスシーンの小町・老婆役には中村祥子、詩人役には、東京バレエ団ファーストソリストの池本祥真を迎えます。
このふたりの共演は初となりますので、スリリングな舞台となるでしょう！このトップダンサーのパートナリングにもどうぞご期待ください。

富士山をバックに、ここだけで見られる半野外の山中湖交流プラザ きららの雄大な舞台で繰り広げられる『卒塔婆小町』をお見せします。

〇総合演出・振付：青木尚哉（ダンサー・ 振付家）
16才よりダンスを始める。2004年新潟市レジデンシャルダンスカンパニー「Noism」発足に参加、主要メンバーとして活躍。2013年仲間とJAPON dance projectを発足、2014年に新国立劇場にて「CLOUD/CROWD」（新国立劇場主催公演）を発表。独立後、身体の構造を基とした自身のメソッド「ポイントワーク」を開発し、各地でワークショップを開催。小学校への派遣授業や地域公共ホールとのワークショップ公演なども手がけ、音楽家や映像作家等の異ジャンルとのコラボレーションにも活動の幅を広げている。

〇主演 小町・老婆役：中村祥子
6歳よりバレエをはじめる。2000年ウィーン国立歌劇場バレエ入団、2006年ベルリン国立歌劇場バレエ入団、2013年ハンガリー国立歌劇場バレエ入団し活躍の後、2015年から日本を拠点にし、現在はKバレエカンパニー ・ゲストプリンシパルとしての客演やフリーとして活躍中。1996年ローザンヌコンクールにてスカラーシップ賞、2001年ドイツ、ルクセンブルグコンクール第1位。
©︎Masatoshi Yamashiro

〇主演 詩人役：池本祥真（東京バレエ団ファーストソリスト）
5歳よりバレエをはじめる。2005年から2008年までボリショイ・バレエ学校で学ぶ。2007年全国バレエコンクールin Nagoya 男子ジュニア部門第1位。2008年に国立バレエ・モスクワにソリストとして入団。2010年ペルミ国際バレエコンクールで金賞受賞。2018年東京バレエ団にソリストとして入団。直後にアシュトン『真夏の夜の夢』パック役でデビュー、 2015年ファーストソリストに昇格。

○公演情報
山中湖国際演劇祭 ダンス＆演劇「卒塔婆小町」
日時：2023年9月1日（金）、2日（土）、3日（日）
会場：山中湖交流プラザきらら ひびき（小ホール）半野外
開場： 9月1日（金）17時30分、2日（土）14時、17時、3日（日）13時
上演： 9月1日（金）18時30分、2日（土）15時、18時、3日（日）14時

チケット一般発売：
イープラスより6月1日より販売
全席指定：5,500円

公式URL：yamanakaco-theater.com

後援：山中湖文学の森•三島由紀夫文学館、山中湖教育委員会

主催：株式会社GUDDI／山中湖国際演劇祭実行委員会
メール：info@yamanakaco-theater.com
連絡先：03-3444-9285 (株式会社GUDDI／山中湖国際演劇祭実行委員会事務局